AR-美術系ラジオの最近のブログ記事

彦坂尚嘉さんが横浜の住宅展示場の空きスペースに手弁当で行った「回顧展」を拝見しに、再び集まりました。展示するという苦労のリアリティ、彦坂さんの作品の系譜、美術が住宅展示場に並ぶこと、美術作家として活動する厳しさと面白さ、建物の「最期を看取る」アート。東京都現代美術館の「+/-」池田亮司展、東京都庭園美術館「エカテリーナ2世の四大ディナーセット」展、横浜美術館「金氏徹平」展、深川の中華料理店八仙苑「見立て/茄子とトマト」展にも話が及びました。天井という展示空間独特の強み(2009年5月11日、横浜市・中川の居酒屋にて)。[テキスト:天内大樹]

美術系ラジオ

聴く: 美術系ラジオ第6回「アートが生き抜く空間」
(MP3形式、15.7MB、22分56秒)

出演者:彦坂尚嘉天内大樹+五十嵐太郎
引き続きアートフェアの表と裏を行き来します。実はアルバイト中だった池田剛介さんの代わりに、同じく美術家の糸崎公朗さんが登場。「苔アート」、アートフェアの作品傾向のグルーピング、糸崎さんと彦坂さんの作品が並ぶ個性的なブースの成り立ち(経緯と原理的な共通点)、それを踏まえた上での印象深い作品(の有無)、草間弥生や李兎煥の作品の消滅(2009年4月5日、東京国際フォーラムのカフェにて)[文:天内]。

美術系ラジオ
聴く:美術系ラジオ第5回「アートフェアにこの作品が並ぶ理由」
(MP3形式、15.7MB、22分56秒)

出演者:彦坂尚嘉天内大樹+五十嵐太郎+糸崎公朗+太田丈夫+田嶋奈保子+濱田由美
近頃メディアで目にする言葉「アートフェア」。誰にでも買えるよう、オークションではなく市場のように美術作品を売るところです。中でも東京最大級の「アートフェア東京2009」(@東京国際フォーラム)を一通りくまなく探検してきた濱田+五十嵐、その前に「101Tokyo」(@秋葉原UDX)も見てきた天内が、アートフェアの「中の人」池田+彦坂、美術メディアの太田、美術家の田嶋に「どうなっているの?」とお尋ねします。以前開かれていた同種のイヴェント「NiCAF」、「アートフェア東京」の傾向、「建築フェア」はあり得るか、コンセプトとコンテントと市場(2009年4月5日、東京国際フォーラムのカフェにて)[テキスト:天内大樹]。

美術系ラジオ
聴く:美術系ラジオ第4回「アートフェアって?」
(MP3形式、16.9MB、24分39秒)

出演者:彦坂尚嘉天内大樹+五十嵐太郎+池田剛介+太田丈夫+田嶋奈保子+濱田由美

関連サイト
アートフェア東京

美術系ラジオの番外編として、今後の計画を語っています。美術系ラジオの意義とは何で、また建築系ラジオ内で行う意味は何だろうか?そして今後の方向性とは。美術館や学芸員、またアーティストや研究者とのジョイントの可能性。建築を除いて美術を考えることは出来ないのではないかという問いも提示される。美術館の中で語ることは、美術館という制度によって禁止されるのか否か?美術系ラジオという可能性をめぐって、「美術と建築のコラージュへ」と話は展開する(2009年2月15日、東京国際フォーラム近くの居酒屋にて)。

美術系ラジオ
聴く:美術系ラジオ企画編ー美術と建築のコラージュに向かって
(MP3形式、11.4MB、16分37秒)

出演者:彦坂尚嘉天内大樹+五十嵐太郎+南泰裕
美術系ラジオ、引き続き第3回。国立近代美術館における「コラージュー切断と再構築による創造」展の見学後に、彦坂尚嘉+天内大樹×五十嵐+南で話しています。キーワードとして、建築の中のコラージュ的なもの、建築の三層構成、富士屋ホテル、金閣寺、藤森照信、磯崎新、つくばセンタービル、隈研吾、M2、石井和紘、同世代の橋、安藤忠雄、木村恒久、ブログ、著作権、コラージュ化する地球、宮沢りえ、MIA、妊娠、エヴァンゲリオン快楽原則、シンクロ性、チャンス・オペレーションなど(2009年2月15日、国立近代美術館近くのテラスにて)。

美術系ラジオ
聴く:コラージュから見た建築または美術(その3)
(MP3形式、12.1MB、17分36秒)

関連サイト
「コラージュー切断と再構築による創造」展(東京国立近代美術館)

美術系ラジオ、引き続き第2回。国立近代美術館における「コラージュー切断と再構築による創造」展の見学後に、彦坂+天内×五十嵐+南で話します。コーリン・ロウの『コラージュ・シティ』を読み、さらなる対話へ。キーワードとして、コラージュ・シティ、コーリン・ロウ、ブリコラージュ、ダイハード、ミラージュ・シティ、空中都市計画、磯崎新、シュヴィッタース、糸崎公朗、バーナード・チュミ、コールハース、プログラムのコラージュ、青木淳の卒業設計など (2009年2月15日、国立近代美術館近くのテラスにて)。

美術系ラジオ
聴く:コラージュから見た建築または美術(その2)
(MP3形式、11.2MB、16分14秒)

関連サイト
「コラージュー切断と再構築による創造」展(東京国立近代美術館)

美術系ラジオ、記念すべき第1回目。竹橋にある国立近代美術館における「コラージュー切断と再構築による創造」展を見学したあとでの収録。コラージュをめぐって、建築と美術という両面から考える。キーワードとして、クルト・シュヴィッタース、ジョセフ・コーネル、村山知義、マネ、エルンスト、横尾忠則など(2009年2月15日、国立近代美術館近くのテラスにて)。

美術系ラジオ
聴く:コラージュから見た建築または美術(その1)
(MP3形式、8.7MB、12分36秒)

関連サイト
「コラージュー切断と再構築による創造」展(東京国立近代美術館)

建築系ラジオの新年会で、新企画の美術系ラジオについて話した部分です。美術家の彦坂尚嘉さんが中心になって企画する予定。建築と美術の境界を横断しつつ、視覚と触覚との関係性から、美術系ラジオの可能性を考えます。美術と建築が、いかに対話すべきか。そしてその違いはどこにあるのか。また美術に詳しくない建築関係者に向けても発信します(2008年1月11日、箱根の田村誠邦さんの別荘にて)。

テーマ討議
聴く:建築系ラジオ新年会「美術系ラジオについて」
(MP3形式、13.8MB、20分01秒)

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