Tatsu Matsuda Architect

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第一回リスボン国際建築トリエンナーレ設営風景
その1 20日22:40-21日04:55
(床と壁に遅れが・・・)
その2 21日05:00-21日11:20
(照明チェック完了)
その3 21日11:25-21日17:45
(ついに膜が張られる瞬間!)
その4 21日17:50-21日23:55
(展示物が続々と搬入)
その5 22日00:00-22日05:55
(終わったはずが。空白の時間に。)
その6 22日06:00-22日09:00
(体力の限界。最後の最後に完成か)
その7 会場写真1 (新堀学氏撮影)
その8 会場写真2 撮影=阿野太一


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2007/11/21
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いよいよ22日、展覧会の当日に突入します。展示物は設置して、ほぼ終了。完成に近いように見るものの、実は階段のけ上げなど細かい部分でクラインブルーのシートを張っていない部分が、かえって白く見えてしまっています。ここまで来たらということで、みなさん気力と体力を振り絞って、最後の細かいところまで、徹底的に青くしようと、頑張ってくれていました。
そして実は一つ大きな問題が。膜が地面に届かないのです。力を入れれば届くかもしれないけれども、数十キロの力で端部を引っ張れば、いつ破れるか分からない。思い切って引っ張って破れれば、これまでの苦労すべてが水の泡に。ではコンセプトを変えて、床に届かないことにするのか?そこで、40本のワイヤーすべてを再度、違うワイヤーで張りなおすことにしました。エクス・アドメディアの三好さんからもらったワイヤーはぎりぎりの長さ。九尺のはしごは一つだけ。残るは朝までの数時間。危険なはしご作業なので、学生にさせるわけにもいかない。岩永さん、細山くんの二人にシート張り作業の進行を託し、結局、僕自身が、すべてワイヤーを付け替えなおすことにしました。二日徹夜で眠さがピークでの、この数時間のはしご作業だけは、さすがに怖かったです。

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