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リスボン建築トリエンナーレ帰国展の会場構成は、本当に多くの知人や学生の皆さんのご協力におかげで完成しました。設営時間は、2007年11月20日の午後9時から、11月22日の午前9時という、たったの36時間。驚くほど濃密で、ある意味壮絶な36時間でした。誰も最後まで、本当に完成するのか、成功するのか分からない中、50人近くの学生らの皆さんに根気よく、粘り強く手伝っていただいて、最後には奇跡的に、すべて完成しました。その間の記録を、定点観測カメラにて、5分おきに撮っていましたので、ここに公開したいと思います(公開が遅れたのは、その後散らばっていたデータを集めるのが遅れたためです)。 手伝っていただいた学生の皆さん、全体の指揮を手伝ってくれた岩永亮さん、細山真治さん、熊本から駆けつけてくれた浜田由美さん、そして、ともに会場構成を協力していただいた照明の三橋倫子さん、音響の中川隆さん、サイン、アートディレクションのミリメーターのお二人(笠置秀紀さん、宮口明子さん)、本当にありがとうございました。アラン・バーデン氏には、構造上のアドバイスを頂きました。お忙しい中時間をとっていただき、的確な助言を頂いた氏に、格別の感謝を捧げたいと思います。ありがとうございます。 またこの会場構成の仕事を僕に任せていただいたのは、リスボン展のキュレーターである五十嵐太郎さん、そして展示者の一人で研究室の先輩でもある南泰裕さんでした。心から深い感謝の気持ちを送りたいと思います。 そしてこの展覧会は、厳しい経済的状況の中、多くの企業様からのご協賛を頂きました。特色でプリントされた、発色の素晴らしいクラインブルーの床材、壁材を全面的に提供していただいたリンテック株式会社様なしには、決してこの展覧会を成功させることは出来ませんでした。リンテックの杉本嘉之さんには、休日にもかかわらず、シートの張り方の講習会まで開いていただきました。同じく、建築資料研究社 日建学院様、大和ハウス様、INAX様各社からは、急で無理なお願いであったにも関わらず、快く本展覧会にご協賛していただきました。また名前が挙げずにということで、ある団体様から、同じく、大変心暖かいご支援を頂いております。リビング・デザインセンターOZONEの坂田菜穂子さんには、展覧会全体を最後まで親切に調整いただきました。クラフトの今西さんには、予測の出来ない半透明の膜という条件に対して、素晴らしい照明効果を考えていただきました。エクス・アドメディアの三好幸夫さんには、厳しい時間とコスト条件の下、考えられる最高の形で設営現場をまとめていただきました。また多忙な中、様々な相談にも乗っていただきました。この展覧会は、皆様からの暖かいご支援によってはじめて成立いたしました。本当に、ありがとうございました。 この展覧会にを通して知り合ったすべての方々、この展覧会を様々な形で支援していただいた多くの方々に、心から深い感謝の気持ちを送りたいと思います。クラインブルーの深海の深さのような。(松田達) |
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第一回リスボン国際建築トリエンナーレ設営風景 (床と壁に遅れが・・・) (照明チェック完了) (ついに膜が張られる瞬間!) (展示物が続々と搬入) (終わったはずが。空白の時間に。) (体力の限界。最後の最後に完成か) その7 会場写真1 (新堀学氏撮影) その8 会場写真2 撮影=阿野太一 00 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 |
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