建築系ラジオ
前回に引き続き、無限をテーマに建築を考えます。今回は特に数学における無限と空間との関係について。ヒルベルトの「無限ホテル」、無限の濃度(アレフ)、ヒルベルトの23の問題、カントールの連続体仮説、無限大と無限小、人工的なブラックホールが生まれる可能性、無限と超越など、いくつかの事柄について。聞き役の学生は、増田彩乃さん、三好豊恵さん、浜田由美さんの3人。無限3回シリーズの第2回(2008年9月15日、汐留シティセンターのオープンテラスにて)。 関連映像:The CERN black hole(やや過激です) コアメンバー:五十嵐太郎、南泰裕、山田幸司、松田達 関連URL:archi-radio、YSSK TIME 第二部 基調報告B -archi-radio登場(元祖建築ラジオ) -YSSK TIMEからのメッセージ「建築結社YSSKとコンペ」 -山田幸司「SDレビューについて」 討議:若手の登竜門はいかに機能しているのか? 聞き手:南泰裕 関連URL:イエノイエ 大同工業大学の清水郁郎先生に、相田武文さん(1937-)についてお話を伺っています。山田幸司さんが、清水郁郎さんから話を聞く形で、学生に説教します。積木の家、ゆらぎ、遊戯性といったキーワード、藤井博巳(1933-)、ピーター・アイゼンマン(1932-)との関係などについても言及しています(2008年10月6日、大同工業大学清水郁郎研究室にて)。 コアメンバー五十嵐太郎、南泰裕、山田幸司、松田達 第一部 基調報告A-1、A-2 -山中新太郎「ファイナル三連敗。邑楽町、象の鼻、宇土小学校」 -大西麻貴+百田有希「コンペをするときにはこう考える」 討議:現在の建築界におけるコンペの状況を読む 今回のアーキソフィアは無限をテーマに建築と哲学の接点を考えます。アリストテレスの『形而上学』、フレデリック・キースラーの無限住居に触れたビアトリス・コロミナ「近代建築における医学的身体」(『Anybody』NTT出版所収)などを読みながら、近代建築と無限の関係を、南さんが学生とともに探ります。無限3回シリーズの第1回(2008年9月15日、汐留シティセンターのオープンテラスにて)。 折口さんの模型を見る山田さん 名古屋工業大学の北川啓介先生に、名古屋出身の建築家黒川紀章についてお話いただいています。黒川紀章を知らない学生に向けて、山田幸司さんが北川さんから話を聞く形で、学生に説教します。特に、黒川さんの著書、思想的な側面などについて(2008年10月3日、名古屋工業大学にて)。 復活カリスマ建築ガールズ第2回は、予定を変更して金城学院大学の落合由貴さんの回を配信いたします。ルイス・バラガンの話も。聞き役は山田幸司さんと北川啓介さんです( 落合由貴さん(中央)、後列は北川啓介先生 ■パイロット版第10回: 2008年10月6日配信版 建築と哲学、アーキソフィアの第2回目。万物の根源が「水」であるというギリシャの哲学者ターレスの話をもとに、水から建築を考えます。建築が数千年戦ってきて、同時にまた共存してきたのも水だった。水が建築にとってどういう存在だったのか、素朴な疑問を南さんが鮮やかに解いていきます(2008年8月10日、新宿サザンタワーのカフェにて)。 ■パイロット版第9回: 2008年9月26日配信版 山田幸司さんが学生に向けてポストモダンを紹介します。第2回目は師匠である石井和紘さんについて。54の秘密、直島の建築、ロバート・ヴェンチューリとの関係など、いくつもの側面から迫ります。最近の直島しか知らないという方はぜひお聞きください。聞き役として、広島の建築学生、小野育雄さん、南泰裕さん、新堀学さんら。司会は折口麻美さん(2008年9月18日、広島女学院大学にて)。 回数表記について、やや混乱していました。収録中の会話とやや異なるかもしれませんが、前回を第1回とし、今回が第2回ということにしたいと思います。 広島収録の模様(1) ■パイロット版第8回: 2008年9月17日配信版 南泰裕さん新コーナー第一回目。建築と哲学を主題に、南泰裕が建築の学生に向けて語ります。「はじまり」と「建築」にはどのような関係があるのか。南さんが、ギリシャ哲学にまでさかのぼって、建築の根源を紹介します。建築学生必聴の一回です(2008年8月10日、新宿サザンタワーのカフェにて)。 五十嵐太郎さんが『鳥の巣』について、上映会後に語りました。北京オリンピックにおいてヘルツォーク&ド・ムーロンが設計したスタジアム「鳥の巣」とその映画をめぐって、さまざまな視点から語られています(2008年8月30日、仙台のチネ・ラヴィータにて)。 ■パイロット版第6回: 2008年9月5日配信版 南泰裕さんによる新コーナーがついにはじまりました。建築と哲学を主題に、南泰裕が建築の学生に向けて語ります。建築と哲学はどうやって交わるのか?なぜ設計に哲学が必要なのか?今後の展開を予告する第0回です。聞き役として3人の建築を学ぶ学生も参加しています(2008年8月10日、新宿サザンタワーのカフェにて)。 討議中に語られる「『建築ジャーナル』の創刊時期のずれ」については ■パイロット版第5回: 2008年8月31日配信版 ・全体討議―「建築メディアはどうなっているのか? ・「建築メディアはどうなっているのか」番外編 全体討議を補足する形で、建築系フリーペーパー『ラウンド・アバウト・ジャーナル』を連続的に発行している藤村龍至さんにインタビューしました。 「ラウンド・アバウト・ジャーナル」については、全体討議本編の中でも触れられています。聞き役は五十嵐太郎、コメンテーターとして堀口徹さん(2008年8月27日、仙台の阿部仁史アトリエにて)。 ・全体討議―「建築メディアはどうなっているのか? ・インタビューコーナー スパイク・ガールズのキャプテン有田泰子さんにインタビューしました。今年のA-cup(建築関係者によるサッカー大会)と今後の展開について語っていただきました。メンバーの井坂幸恵さんも参加、聞き役は松田(2008年8月22日、南洋堂N+ギャラリーにて)。 ・インタビューコーナー 関連資料... *収録時は、山田幸司の「時代遅れの男になりたい」という仮称でしゃべっていますが、タイトル修正しています。 ・インタビューコーナー 槻橋修(ティーハウス建築設計事務所・東北工業大学) 『建築ノート』の監修をしている槻橋修さんに、最新号の北京特集取材や、他誌との違い、おすすめ記事などをお聞きしています。聞き役は松田。 ・五十嵐太郎の建築ブックガイド 平松剛『磯崎新の「都庁」』について、五十嵐太郎さんに書評を語ってもらう。本の読みどころや位置づけなどを解説。コメンテーターとして五十嵐太郎研究室の星裕之さんと松田。 back |
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