2013年1月アーカイブ

松田達建築設計事務所では、現在設計スタッフ・アルバイト・インターン・オープンデスクを募集しております。
詳細はこちらのページを御覧ください。

JAISTギャラリーが竣工しました

プロジェクト名: JAISTギャラリー
竣工年: 2012年
所在地:石川県能美市旭台1-1 北陸先端科学技術大学院大学構内
共同設計: 林野紀子/りんの設計 一級建築士事務所
監理協力:吉村寿博/吉村寿博建築設計事務所
構造アドバイザー:小西泰孝/小西泰孝建築構造設計
照明設計:内藤真理子/コモレビデザイン
設備設計:中村正設備事務所
施工
建築:(株)山森工業
電気:(株)シグマ電気
空調:(株)スズキケンショウ
家具製作:(株)チェリア

工事種別 : 増築
工事期間:2012年7月〜2012年9月
主体構造 : RC 骨造 7 階建(既存と変化せず)
建築面積 : 157.74m2 
延床面積 : 157.74m2


JAIST01.jpg

JAIST02.jpg

JAIST03.jpg

JAIST04.jpg

JAIST05.jpg

JAIST06.jpg

JAIST07.jpg

JAIST08.jpg

JAIST09.jpg

撮影クレジット:池田ひらく


日本最大かつ世界第三のパズルコレクションの展示ギャラリー。既存の大学建物のエントランスホールに、多様なコレクションを陳列する展示空間、子供がパズルを自由に手に取って遊べる空間、パズルや資料を保存・整理するための空間が求められた。
展示空間の規模的条件と展示のための最適寸法から、300mmを基本の立方体の単位として選び、それらを5つ組み合わせた「Nペンタキューブ」を基本ユニットとして採用した。Nペンタキューブ144個による、8x9x10の巨大な直方体の箱詰めパズルを想定し、アルゴリズムを用いて解いた。完成形の直方体を12のパーツに分解し、ギャラリー空間に再配置した。 空間はすべて同じ形のNペンタキューブユニットから出来上がり、同時にその空間はパズルの無数の組み合わせを想起させる。
来館者はパズルの空間に入り込み、自由に探索し、パズルと空間のルールを身体で体験しながら解いていくことになる。われわれはパズルと建築の複合した空間の可能性を模索した。
121217_garcon.jpg

『相対性コム デ ギャルソン論』に坂牛卓、入江徹、森永邦彦各氏との座談会が掲載されています。
「〈座談会〉 建築、設計、コム デ ギャルソン──デザインと構造分析からコム デ ギャルソンを解体する試み坂牛卓+入江徹+森永邦彦+松田達」
西谷真理子編『相対性コム デ ギャルソン論』フィルムアート社(2012年12月出版)

Category

Tweets

Latest News

...more